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2011/04/30

燃え尽きぬ炎最終回

(2011年5月2日追記:ギデオンがケフ砦で闘ったのは落とし子とも血族ともされていないというご指摘がありましたのでどちらともとれる「眷属」に表記を改めました。元記事の確認が甘かったことをお詫び申し上げます)

電撃マ王のMtG漫画「燃え尽きぬ炎」がついに最終回を迎えました。

詳しい感想は単行本発売をもって解禁したいと思いますので内容についてはあまり述べませんが、従来同様にほどよくしっとりとした日本的なアレンジがなされていて、これはこれでまた一つの結末の形といった感じですね。原作付きの作品のアレンジについてはどうしても賛否両論が付きまとうものですが、その方向性やノリが一貫していてブレることがありませんでしたので、「これはこれでアリ」となったのではないのでしょうか。

とにかく、背景ストーリーが日本語で、しかも漫画で読めるというのは素晴らしいことでした。次は「Agents of Artifice」~「Test of Metal」のPWノベル二部作をですね…っていいますと必ずと言っていいほど「男キャラばっかりじゃないですか、ヤダー!」というツッコミが…。たまにBaltriceに夢を見ていらっしゃる方がいますが、彼女は「平板な顔」とか「背が高いテゼレットやジェイスよりもさらに高い」「拳闘士のような肉体を持つテゼレットより肩幅が1.5倍ある」と書かれているガチムチ系女子ですので、萌え漫画には厳しい人材かと思われます。いえ、私はガチムチ女子好きですけど!

背景世界ストーリーではこの後二人は別々にゼンディカーに向います。チャンドラはかつて敗北し、巻物を奪還された相手であるジェイスと再会して今度は共闘します。ギデオンは別のところでエルドラージの眷属相手に死闘を繰り広げるも力及ばぬことを悟り、ラヴニカにあるジェイスの組織に救援を求めに行きます。同じ次元ですれ違った二人ですがどちらもジェイスと関係してますので、もしかすると彼を通じてまたどこかで再会するのかもしれませんね。

絵的についてですが、チャンドラはともかく、どうしてもギデオンの外見がカードとあまりにも違う…という戸惑いや違和感がつきまとうのは仕方のないことでしょう。ギデオンは現実のゲームでトップメタの中で活躍しているカードです。いくら背景世界的に「小説が先で、カードが後だから」と説明したとしても、やはり大多数の人は馴染みのある姿であるカードの方に愛着を持っていることでしょう。

そこでですね、たった3コマモブ同然に描かれたジェイスですら絵違いカード化されているのに、メインキャラクターなのに絵違いカード化されていない日森先生版ギデオンを最終巻につければ、ゲームでも使えて愛着倍増!ってことに…って単に600円でギデオンほしいだけだろってツッコミはご勘弁ください(ノ∀`)

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