来た!Planeswalker's Guideシリーズもう来た!はやい、これで勝つる!
Planeswalker's Guide to Return to Ravnica: Part 1
Feature Article: The Magic Creative Team 2012年8月22日
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/209
第一回はラヴニカの大まか(本当に大まか)な概要とセレズニアの現状についてでした。後日に公式で翻訳されますので、ちょっと驚いたところやこれからの動向を占えそうな注目したい部分のおおざっぱな要約とその補足を。
一応ネタバレといえばネタバレなので一旦折りたたみます。
▼前フリパート
・ラヴニカのギルドの歴史は政争や戦争の絡み合い
・ラヴニカの自然が開発され尽くして文明に覆い尽くされた頃、ギルドはそれぞれの影響圏を分割した
・ジェイスはラヴニカを第二の故郷としたけれど、この次元に来たPWは彼だけではない
・それはテゼレットとリリアナ(Agents of Artifice)、ガラク(Webコミック「ヴェールの呪い」、それ以前にも来たという発言も)、ギデオン(ROE掌編「ケフ砦の戦い」でラヴニカ行きの伏線、ギルド門侵犯で登場確定)、チャンドラ・ナラー、そしてラヴニカ出身PWも。…あれ、1時間足らずで「森がないからお家かえゆ!」したニッサちゃんは…?
・ラヴニカ人のほとんどはPWの存在を知らないけれど、非常に古い存在の中には僅かに彼らと個人的に会ったことのあるものもいる。(ラヴニカは長い間、他次元とは孤立していたため)
・もちろんそのそんな存在の一つがニヴ=ミゼット
・ミゼットは長年いくえふめいだったけど、帰ってきた途端にギルドぐるみでマジキチな勢いでなんか研究を始める。あまりのキチっぷりな勢いに他のギルドは理解できなくて憂慮し始める
・ギルドパクトの魔法は無くなってギルドまじカオスだったけど、再びラヴニカで支配的な存在としてアピール
・ギルド間に緊張が高まり、なにか揉めるんじゃないかと街の噂になっている
結局、ギルド崩壊っていうのは「ギルドパクトが壊れた影響で一時期ラヴニカへの影響力が非常に弱まっていた」ってことで、また再び力を取り戻したってことなんですかね…それともまたちゃぶ台返しなのか、または何か経緯があるのか。続報が待たれるところです。しかし、これはまたサルベのストーリーライン板が荒れる予感…?
そして本文ではさりげなく触れられていましたチャンドラのラヴニカ入りですが、これは実はDotP2013で既に匂わされていました。
DotP2013はプレインチェイスをモチーフとしているためにプレイヤーはいろんな次元を渡り、その次元ごとに伝説のクリーチャーとPWと戦うのですが、ラヴニカにのみ2回行きます。ラヴニカ2回目の次元解説には「ラヴニカの入り組んだ路地や人間関係を把握しているプレインズウォーカーは多い。精神魔道士ジェイス・ベレレンや、腐れ縁でその仲間となっている者達もその中に含まれている。」とありますが、そこではチャンドラが前座ポジションで登場し、ボスポジションはラヴニカ1回目と同じくジェイスが担当します。なので「ジェイスの腐れ縁の仲間=チャンドラではないか?」との推測をしていたのですが、どうやらその目が出てきたようです。
この二人はそれぞれ「平均的マジックプレイヤーが感情移入しやすいキャラクター」の男の子用と女の子用として設定されており、販売戦略上では何かとセットにされています。ジェイスが4枚目のPWカードとして登場するのに、チャンドラがしないわけがない、とも考えられますし、ZEN期PWコミック「Awakenings」ラストでチャンドラが「巻物について吹き込んだ相手へ報復する」と言い残してプレインズウォークしていましたので、彼女へゼンディカーについて語ったギデオンを追って(または、無限連合の噂を聞いて情報を求めてなどで)ラヴニカ行きというのは十分想定できていた展開でもあります。
そして「ラヴニカ出身PW」について言及したということは…ついに元イゼットの彼のカード化を期待していいんですね?
なおニヴたんは何かしら怪しげな研究をやりまくって、他ギルドもドン引きの模様。そういうのもあって、ギルド間には緊張が高まっているようで、これがギルド門侵犯での「Fight for your Guild」へと繋がっていく可能性が…?
▼セレズニア議事会編
・セレズニアは自分たちを、彼らが自然そのものの顕現と信じる神秘的な意識体であるMat'Selesnyaの代弁者だと考えている
・ギルド員はその福音を広めてメンバーを増やすことによってギルドをより大きくしようと務めている
・個人としての意識を滅却し、Mat'Selesnyaの精神的発信機であるドライアド集団「the murmurings of the Conclave」を認識することで、セレズニアの主張である「個であり全体なり(personal as well as public)」を信じている
・セレズニアの最終目標は全てを議事会のパーツと変えて一つになること。機械惑星のネジかよぉ!
・ギルドマスターのTrostaniは三位一体のドライアドで、それぞれがセレズニアの価値観を体現している
・右端は秩序を表し、韻律を持たせた明瞭な声で謡うように話す
・中央は調和を表し、銀鈴を振るような涼やかな囁きで語る
・左端は生命を表し、軽快で抑揚のない声で話す
・《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー》はまだセレズニアの中心であり、崇拝者にとっての聖堂として、そしてTrostaniとドライアド評議会の家として機能している
・白子のロクソドン司祭戦士の指揮によって警備されている象牙色の樫の木立があり、その樫は清純さと長寿によって神聖視されていて、樹の下では結婚・契約・通過儀礼などが執り行われる
・ギルドの要望より自然を優先する頑固なロクソドン司祭、Troslonがその木立ち周辺を監督しており、セレズニア上層部はその所有権を主張したがっているが、彼はギルド員かそうでないかに関わらず全てのラヴニカ人に開かれているべきだと考えている
・Sumalaという大きなトピアリー果樹園があり、その刈り込み法はSadrunaというエルフ園芸家によるもの
・森の天蓋のさらなる高みには、最も清らかで白いBijan石灰石で作られ、中央のハブには黒い花崗岩でセレズニアの紋章の象嵌を施された大通路(Great Concourse)が網の目のようにめぐらされており、普段は市場として、そして森を痛めずに物資や巨大な獣を輸送する幹線道路として利用されている
・セレズニアにはワーム呼び(Wurmcallers)というシャーマンたちがいて、地上の喧騒を避けて武装二輪戦車をワームに牽かせて地中を移動する
・根と茨で構成されたセレズニアのエレメンタルの中でも大きなものは、白大理石の塊や板で武装しており、移動したり集落を守る事もできる生きた公共建築物や寺院として利用される。脅威に対して司祭やシャーマンはそれらを召喚できる
・ギルド員は死した後に儀式によって全ての精神をThe Worldmindと呼ばれる意識体にアップロードし、メンバーはその信心と献身の深さによってThe Worldmindに蓄えられた知識や経験にアクセスでき、大きな力を行使できる
・やはり指導者の一部はノーメンクラトゥーラ化している模様
・生命の神秘を説くわりには戦闘で多くの生命を投げ出すことを厭わない偽善っぷりは公然の秘密
Mat'Selesnyaはセレズニアのパルンズで、ドライアド結合体の姿をしたエレメンタルです。樹皮のような肌を持ち、大きな結晶体がその手と足に差し込まれ、頭にも嵌めこまれています。数千年もの間、ヴィトゥ=ガジーの中に包まれていましたが、ギルドパクト調印1万年記念(The decamillennial)の日にディミーアのパルンズのザデックによって攻撃されたそうです。
大通路(Great Concourse)の資材であるBijan limestoneのBijanはちょっとわかりませんね…通例ならラヴニカの固有名詞は東欧・ロシアの言葉からきていますが(例:Mat'SelesnyaのMat'はキリル文字で書くとмать、ロシア語で母)、ちょっと調べてみてもペルシア語に由来する男性名名前で英雄を意味する、ということしかわかりませんでした。
▼他のギルドに対して(ここだけ背景世界スレからの引用)
単一であり全体であるセレズニア議事会がラヴニカへの帰還PWガイド>>1ゲットです!
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>>ボロス 戦いに疲れたのなら何時でも入団歓迎ですよ
>>アゾリウス 外からの法律よりも内なる声が正しいと気づくべきです
>>ラクドス 自制というものを覚えてくださいね
>>ディミーア 人生もっと楽しいことがありますよ
>>シミック 自然を思いやる気持ちが足りません
>>グルール 臭いから近寄らないで下さい
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>>オルゾフ 個々の望みなど檻と同じです
>>ラヴニカ市民 自らの幸せとはみんなの幸せです!セレズニア議事会に召集しましょう!
これすき。
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