日本語で読める！MTGアーティストDaarken氏の画集

たまたま知ったのですが、《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad》や《黒き剣の継承者コーラシュ/Korlash, Heir to Blackblade》、最近では《ラクドスの復活/Rakdos's Return》などのアートでお馴染みのDaarken氏の画集「Elysium - The Art of Daarken」の日本語版が発売されることになりました。

Daarkenイラスト集｜書籍｜株式会社ボーンデジタル
http://www.borndigital.co.jp/book/3301.html

人気ゲームイラストレーター Mike Daarken Lim氏のイラスト集『Elysium』が1月25日発売
[pixiv] ピクシブ通信（ピク通）:2013年1月7日
http://p2.pixiv.net/2013/01/07/24301.html

絵だけではなくご本人によるコメントや技法的な解説なども大変読み応えがありますので、それを英語につっかえること無く味わえる日本語版発売というこの機会に是非とも入手なさることをお勧めします。



私は既に英語版を入手しておりますので、その時の写真をいくつか貼ってみます。


こんなかんじでイギリスから届きました。


なぜイギリスからかといいますと、3DTotalで予約した先着100名へのオマケのサイン入りプリント欲しかったから…なお日Amazonなら無料だったはずの送料は£12.10かかった模様。あいはばのーりぐれっと。


MTGのコーナー。なお「全体の25%まではウチのライセンス絵使っていいよ」という取り決めがWotCとあるらしいのですが、かなりボリュームがあります。Daarken氏といいますと陰鬱でおどろおどろしいアートが多い印象でしょうが、イニストラードのコンセプトアートでは天使を描いていたりします。デュエマの絵も収録されていましたが、MTGとのアートディレクションの方法や今のデュエマと自分の画風との違いには驚かれていたようです。


巻末には表紙絵によるチュートリアルが。ここは日本語で読めるとかなり便利なはずなので（Photoshopのツール名とかが結構めんどくさい）日本語版発売はかなりの僥倖だと思います。

他にもD&DやWorld of Warcraftなど、これが今のファンタジーゲームアートだ！って感じの絵に浸れます。 「でも…お高いんでしょう？」という方は英語版が1000円近くお安いのでそちらもお勧めします。（2014年2月追記：為替変動により日本語版と大して値段が変わらなくなった事と、日本語版には描き下ろしのカバーがついていますので、特別な事情がない限りは日本語版をおすすめします）