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2011/04/06

【MtG:PWコミック私家訳】The Wild Son Part 2

今回は、前回の続きであります

【ショタガラク】The Wild Son, Part 2【ショタベイロス】

を訳出します。

あくまで英語力の低い筆者の勉強として訳してますので全くの誤訳や勘違いなども存在する可能性があります。もし見つけられた方はご教示くださると嬉しく思います。
Part 3も追々掲載する予定です。



p1 The Wild Son(野生児) Part 2

p2
[Panel 1]
(森の中逃げるガラク)

執行官「遠くまで行ってはないはずだ。お前たち二人はこの先をしらべろ」

父の声『行け、ガラク。出来る限り速く森の奥深く入るんだ』

[Panel 2]
(ガラクは茂みに駆け込む)

[Panel 3]

父の声『返事がなくてもお前が無事なのは判っている。全てが納まった後、近いうちに迎えに行く』

[Panel 4]

兵士「閣下、御覧ください。子供の足跡が」

[Panel 5]

父の声『何としても執政官の兵士たちに見つからないようにするんだ』

p3
[Panel 1]

父の声『心配するな、坊主。わしは大丈夫だ、お前も同じようにな』


[Panel 2-3]
(ガラクが走っていたら木の根に足を引っ掛けて転んでしまう)

[Panel 4]
(木陰から《超大なベイロス》が出現)

父の声『しばらく身を隠せる場所をすぐ見つけるといいだろう』

p4
[Panel 1]

兵士「何か聞こえました?」

隊長「あっちだ!」

ガラク「父さん……」

[Panel 2]
(兵士と隊長登場)

隊長「見つけたぞ!」

兵士「うう、隊長……」

(兵士はベイロスに気付く)

[Panel 3]
(ベイロスに食べられる兵士)

父の声『そいつはちょっとしたキャンプ旅行のようなものだ』

[Panel 4]
(ベイロスに踏み潰される隊長)

父の声『ただ森とお前だけ!』

[Panel 5]
(ベイロスが兵士たちに夢中の間に逃げ出すガラク)

父の声『ちょっと考えてごらん――雑用もなければ布団の上げ下ろしもない!本当にお前が羨ましいよ』

p5
[Panel 1-4]
(川を渉り、蔦に飛び移り、道を辿って奥へと進むガラク)

[Panel 5]

父の声『ガラク、お前がうまくやってると思いたい。覚えておいで、それは一時のことだ。たった数日もすればお前を迎えに行くだろう』

ガラク「父さんがここにいてくれたらいいのに」

父の声『たった数日のことだ』

[Panel 6]
(木のうろに隠れるガラク)

p6
[Panel 1]

父の声『坊主、本当にすまない……』

[Panel 2]

父の声『おい、いかん、駄目だ、やらせはせん……わしがいる限り行かせはせん!……反逆罪だと?!わしは――ぐわああああ!』

ガラク「父さん!」

[Panel 3]

ガラク「父さん……何か言ってよ……」

[Panel 4]

謎の声「クン クン フン フン」

ガラク「誰なの?」

[Panel 5-6]
(うろを覗き込むベイロスが!それはベイロスの鼻息だったのだ)

p7
[Panel 1]
(木の周りにいるベイロスの親子の親の方がガラクが隠れている木に突進する)

父の声『ガラク!父さんだ。当分はお前の側にいられなくなってしまってすまなく思う。今からわしの言うことをよく聞いてくれ』

[Panel 2]
(木を破壊するベイロス。ガラクはたまらず踊り出る)

父の声『お前に言っておかねばならないことが……いくつかある』

[Panel 3]
(大地よりガラクの手に緑マナが集まる)

父の声『自然はお前の最大の味方だ』

[Panel 4]
(ガラクはその手をベイロスの方に差し出す)

父の声『森とそれが与えてくれるものを信じるんだ』

[Panel 5]

父の声『そしてガラク、最も心に留めておくべきことは……』

p8
[Panel 1]
(ガラクの手はベイロスの頭に触れる)

[Panel 2]
(ガラクの前に身を伏せるベイロス)

父の声『言葉を発することが出来るものは誰でも嘘をつける』

[Panel 3]
(ガラクの側で眠るベイロス親子)

父の声『偽りを見通すんだ』

[Panel 4]

父の声『息子よ、お前を愛している』

(第二部おわり。第三部に続く)


10歳にしてベイロスを従えるガラク少年。この事からもガラクが才能ある非常に優秀な召喚術師であることが判ります。それにしても本当にこのころのガラクは純真で綺麗な目をしていてかわいらしいですね…ガラク父は危機の中でも息子を励ますのにウィットを忘れない本当にいい父親っぷりでして、この父あってこそのこの息子とも言えるでしょう。

最期の父の教えはデュエルデッキ:ガラクvsリリアナ版の《調和/Harmonize》のFTにも現れています。

"Words lie. People lie. The land tells the truth."(言葉は嘘だ。人は偽る。大地は真実を告げる)

それにしても、ガラクといい、ジェイスといい、テゼレットといい、ファザコン気味PWが全部ラヴニカ絡みというのは偶然だろうとはいえ面白いです。ガラクは真っ当な父子関係ですが、青いの二人は前者は愛情を拒絶された事によるコンプレックス、後者は見捨てたくても見捨てられないジレンマと、人生にあまりよくない影響を与えているようですが。
ついでにブラコンPWのリリアナもそういえばラヴニカ絡みですね。果たしてこれからラヴニカに絡むであろうギデオン兄貴の過去は如何に…?

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