前回の記事にも書きましたが、海外ではやたらとエモ少年と呼ばれるM12のジェイスの新アート。日本人にとっては「そもそもエモってなんなの?」というくらいに馴染みのない言葉だと思います。emotional(感情的)の省略でして、アメリカなどでは「女々しい」とかいう意味合いもあったり、長い前髪やアイライン、中性的であったり子どもっぽい態度をとったり、同性愛・両性愛的な振る舞いをしたりと、日本人に分かりやすいジャンルでいうとヴィジュアル系やゴスに似たような感じのニュアンスです。「男らしくない」「自殺を推奨している」などと非難も多く、それはもう非常に好き嫌いの別れるジャンルです。
話題のアートについて、日本では髪型ばかり注目されてますが海外ではやたらアイラインにも注目していたのもそういう文化があるからです。
で、極端に「エモってこんな感じ?」というイメージ画像を描いてみました。
うーん…なんか違う気がします…。個人的にはアイラインや髪型よりも、なぜ服装や顔の模様が左右反転してるのか、の方が気になるんですけどね。
ちなみに、あのアートの前から彼は背景世界を知る人達の一部の間ではエモ少年と言われてました。カードでのイメージとは裏腹に小説では喜怒哀楽が激しいけど内に篭って我慢に我慢を重ねて爆発すると手がつけられないというタイプでしたのや、思春期の子供のような言動が多かったことや、バイセクシャル的にとられそうな(故意に誤解させようとしているのも含めて)言動や描写があったりと、色々揃ってましたからね…。
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