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2011/06/27

【MtG背景世界:小ネタ】ジェイスvsチャンドラの時期 補足編

燃え尽きぬ炎の2巻発売日でも単行本入荷が二日以上遅れがデフォな田舎住まいですよ。

そもそもの事件の発端でもあり、最終話のチャンドラのプレインズウォーク先にも関わっており、デュエルデッキ:ジェイスvsチャンドラの詳細でもあるゼンディカーへの巻物争奪戦コミック「炎に注ぐ油/Fuel for the Fire」の時期については以前にも記事にしましたが、ふと最近気がついた要素がありましたので忘れないうちにメモがわりに。

第三部p.4のジェイスの台詞に「お前ら紅蓮術師はどいつもこいつも――力しか理解できないんだな。」(You PYROMANCERS are all alike.You only understand force.)というものがあります。
さりげなく見過ごしがちですが「お前ら」「どいつもこいつも」という台詞はこの物語が彼がテゼレット支配のもとの無限連合の工作員だった時期の頃のものだという説を裏付け出来ると考えられます。

「Agents of Artifice」(アラーラの断片時代~コンフラックス前)に登場する彼の連合時代の同僚のPWである女紅蓮術師のBaltriceは彼とその時期は非常に仲が悪く、テゼレットの寵愛が彼女ではなくジェイスに向かうことを恐れて暗殺しようと思ったり、後に彼がテゼレットに耐えかねて連合を脱走しようとした時には彼女はもう彼に地位を取って変わられることを恐れなくてすむと考えて見逃したほどです(理由はそれだけではありませんが)。彼女はチャンドラと同等かそれ以上に脳筋キャラでもあります。
当時は最悪の人間関係だっただけに、紅蓮術師をひとまとめにしてうんざりしているような台詞になるのは充分に有りうることでしょう。

色々あってリリアナに倒されたはずの彼女ですが、後日譚である「Test of Metal」(エルドラージ覚醒時代~ミラディンの傷跡直前)ではジェイスに命を助けられた上に仕事も与えられていた事が判り、無限連合の事実上の支配者となった彼の部下として登場しています。その頃の二人の関係は良好であるために、罵倒の台詞として「お前ら紅蓮術師」という言葉を使うことはないでしょう。

そう考えますと、実際に巻物を取得してからゼンディカーに赴くまでにかなりのあいだ巻物は連合の中で放置されていた(少なくともジェイスが連合から逃亡生活を送った半年以上は)ことになり、チャンドラは結構な期間ギデオンと関わってたことになりますね…。

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