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2011/09/15

DotP2012 エキスパンション1きたよ!とRal Zarekさん

なぜかX-BOX360版より半日以上遅れでSteamにも開発きましたよ、Duels of the Planewalkers 2012 Expansion!PS3版は日本はどうやらまだのようです。

今回の追加要素を纏めてみますと
・リリアナ、アジャニ、Ral Zarekが登場
・既存の10デッキにもアンロック用カードが4枚追加、計20枚に
・イニストラードから6枚のカードがプレビュー
・シングルプレイヤーキャンペーンに6、Archenemyキャンペーンに11の新レベル
・Archenemyでプレイヤーが魔王担当可能に
・新実績が6つ(PC版の場合)追加
・エキスパンション専用ローディング画面が13枚追加
となっております。

本日発売のDLCですので、一応ネタバレ回避のために一旦折りたたみます。





新実績

Necromancer:Win a game with Liliana’s deck(リリアナのデッキでゲームに勝つ)
Auramancer:Win a game with Ajani’s deck(アジャニのデッキでゲームに勝つ)
Tempest:Win a game with Ral’s deck(ラルのデッキでゲームに勝つ)
Your Puny Minds Cannot Fathom:Host a match online as the Archenemy(オンラインでアーチエネミーのホストをする)
Your Fate is Thrice Sealed:Win three Archenemy matches online(オンラインのアーチエネミーで三回勝利する)
My Crushing Masterstroke:Defeat Jace, Jace and Jace as the Archenemy in a campaign game(キャンペーンで魔王としてジェイスとジェイスとジェイスを倒す)

となっています。

このゲームをやってない方には「最後の実績はどういうことなの…?」と疑問に思われるかもしれませんが、アーチエネミーキャンペーンの一番有効的な攻略法が「AIをジェイス2、自分もジェイスデッキの3ジェイスで挑む」でして、それを踏まえて今度は立場が逆になっているメタ的な実績という訳です。
キャンペーンの最終レベルでジェイス3人と戦うのですが、同キャラが同時に出るレベルはこれだけというのがもう念の入ったことです。

新ローディング画面

アジャニvsニコル・ボーラス

・ガラクvsリリアナ(Izzy/PWコミック「ハンターとヴェール」に描かれたオナケの遺跡での対決、ブースターバトルパックにも使用)
・アジャニvsニコル・ボーラス(Dave Kendall/小説「Alara Unbroken」に書かれた大渦での対峙の場面)
・ジェイスとリリアナ(Dave Kendall/小説「Agents of Artifice」に書かれた無限連合ラヴニカ支部へ襲撃に向かう場面?)

と、ストーリー解説枠は3枚でして、数は少ないながらも今回もどれも素晴らしいアートです。
それにしても、上二枚はどうみてもシリアスですのに三枚目は手から怪しい光を出す不審な女と街中で恋人繋ぎしてイチャつくカップル(ガン見しながらヒソヒソする町人つき)っていうのは笑わせようとしてるのかなんなのか判んないですよ!

残り10枚はTips枠でして、既存のカードやファットパック用のアートが使われております。その中の《倒れし者の記憶/Remember the Fallen》を大きなサイズで見ますと、やはりエルズペスが手に持っている兜はヴェンセールのものではないように思います。全体的なフォルムや目の穴の形が異なるように見えるのと、装着のためのストラップがあること、そして血まみれなあたり。FTもミランについての内容ですので、やはり調和隊あたりの勇士の一人のものではないかと推測されます。

期待の新PW、Ral Zarekさん!

発売当初からサウンドトラックの曲名や海外の解析結果で存在だけは知られていたRalさん。
イラストがどう見ても乳首をこすってるように見えるために「乳首」という不名誉なあだ名がまかり通っている彼ですが、ようやくその一部が対戦相手として出た時のキャラクター紹介欄で明かされました。

そのうちPS3版で正式な翻訳が出ますが、私はPC版ユーザーなので見る機会がなかなかありませんので適当訳も併記しておきます。

乳首をこするRal Zarekさん

・一回目
Ral Zarek hails from the city plane of Ravnica, where he was once a guildmage for the Izzet League, the guild led by the dragon mastermind Niv-Mizzet.(Ral Zarekは都市の次元ラヴニカ出身で、かつては偉大なる知性を誇るドラゴンのニヴ=ミゼットによって影から率いられたギルドであるイゼット団のギルド魔道士でした。)

・二回目
Ral's magic channels and amplifies the power of the storm: wind,water,lightning. His taste for danger has nearly cost him his life more than once.(Ralの魔法は嵐、つまりは風、水、雷の力を通じて増幅されます。危険を好むその性分の代償に、彼は何度も命を落としそうになりました。)

以前よりイラストから推測されていた「ラヴニカのPW」「イゼット団関係者」が公式に裏付けされました。彼はこう見えてかなり歳をとっているのでしょうか、それとも実はギルド崩壊は意外とそんなに過去の話ではないのでしょうか。これは再びラヴニカを舞台としたブロックが登場したり、今までは不明だったギルド崩壊の経緯が明かされる可能性もあるのかもしれませんね。

ゲーム的な感想
新デッキ、リリアナのハンデスは使っててなかなか面白い感触ですがAIは乾杯デーモンさんの能力を残りライフ1点でも使ってきて死んでる…。
魔王担当はなかなか楽しいです。心の中でボーラス先生などになりきってやってみるのもよいのでは!?
例の実績を「ベレレンと神とメモたん3人を魔王としていじめてやるって実績か…フヒヒ…」とか不健全極まりない妄想をしてる私はもうダメかもしれない。ダメじゃないかもしれない。
まあ現実はイリュージョン軍団にボコられ、反撃の手はカンスペやバウンスで封じられてギャンいわされるんでしょうけどね!

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