Home

2012/04/19

ガラクvsリリアナの行方 アヴァシンの帰還編…とティボルトさん

アヴァシンが復活し、リリアナはグリセルブランドを倒したのはいいんだけど、ガラクの呪いは一体どうなったの?という顛末が公式記事で語られました。

Planeswalker's Guide to Avacyn Restored: Part 2
Feature Article: The Magic Creative Team 2012年4月18日
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/191a

この記事はアヴァシン教会の聖戦士の活動や狼男がいかにウルフィーへとなったのかなども書かれています。日本公式で翻訳されますので、呪いをめぐるガラクとリリアナの因縁の戦いとその顛末の部分を簡単に要約します。

・自分に腐敗の呪いをかけたリリアナを追ってイニストラードに到着し、ケッシグから探索を続けていたガラクはついに沼地でリリアナを発見する

・鎖のヴェールはかつて力と永遠の若さを求めて契約した四柱の悪魔の一柱コソフェッドから命を受けて入手したが、リリアナはそのパワーを契約の支払いを踏み倒すために悪魔たちを打倒するのに使うこととした。(ちなみにコソフェッドは随分前にPWコミックで速攻片付けた

・しかしヴェールを使う度に、リリアナはまるで自分の本質がヴェールに支配されていくように感じていた

・そのためリリアナは鎖のヴェールを使うのを躊躇したために、戦いの最初はガラクが優勢に

・しかしガラクはヴェールの呪いのためにパワーが衰えていた。緑マナに列する魔法は対抗色の黒の腐敗の魔法に乗っ取られて弱まっていた!

・リリアナはガラクをグールでリンチしてる間にさっさと移動し、グリセルブランドを求めて獄庫へと旅を続ける

・グールは何とかしたものの、ガラクは呪いと戦いのダメージで正気を失っており、そこらをぐるぐるとさまよっていた。もうだめぽ…?

・一方その頃、アヴァシンは復活したけど狼男の獣化の呪いをよる解くことは獣と人間の精神が融合してしまっているために出来なかった! やだー!

・その代わりに呪いを変化させ、高貴なる生命体ウルフィーとすることにしたって、もう人間じゃないじゃないですかー!

・後に「呪い黙らせ/Cursemute」と呼ばれるようになるその強力な魔法の波動は、狼男だけではなく世界へと広がっていった

・死に瀕していたガラクに呪い黙らせの波が到達した時、ガラクの呪いが一瞬だけ解けて命を取り留める

・しかしそれは仮初めのものであり、また再びガラクの体にはどす黒い血管が浮き上がり、呪いが重くのしかかる

・この次元に呪いをリリアナ抜きでなんとかする鍵があると悟ったガラクはスレイベンへ向かったリリアナの追跡を一度中断することにし、東に向かって旅立った


ガラク「俺の戦いはここからだ!」  ―イニストラード・完―

って、またソリンは何もしてないじゃないか(憤怒)
 
この戦いは最近には珍しく?直接的にストーリーの場面を描いたカードとなっています。

獰猛さの勝利 残虐の勝利

2コマ漫画みたいですね。

当初は「二人のうち、生き残るのはただ一人」という空気を醸し出していたガラクとリリアナの因縁の対決ですが、まだローウィン組から死者を出す訳にもいかないのか決着をつける以外の別解を求めることなった、といったところでしょうか。

この二人に因縁を持つジェイスが表舞台に立つRTRでも何かしらの進展があったりするのでしょうか、もしくはイニストラードに戻ることとなるDackのコミックの方で…?


一方、プレビューの時には全く背景が明かされず、そのカード性能のせいでさんざんネタにされた新PW「悪鬼の血統、ティボルト」。
ミニサイトでついに背景設定が明かされましたが、ますますネタ扱いでした…たっは!

アヴァシンの帰還の世界:悪鬼の血統、ティボルト
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/avacynrestored/world2

ハーフデーモンとかティーフリングとかではなく、小悪魔と合体したデビルマンでした。やることなすことといい性格といい、非常にラクドス教団向けの逸材と言わざるを得ない。小動物から大きな動物、そして人間へって典型的なアレじゃないですかやだー! 尻尾の先が二股になってくるんとしてるところや、服装が妙にお洒落なのが味わい深くていいですね。

フレイバー的にはイニストラードらしさが溢れるものの、全くストーリーには関係なさそうなティボルトさん。これからのエピソードの充実が期待されます。目的がパワーとか権力とか不老不死とか知識の探求とか何かを守るためとかではなく、己の「芸術」の追求っていうのがまた新鮮で面白いキャラしてますね。とりあえず、《苦痛の芸術家、ニン/Nin, the Pain Artist》とは意気投合しそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿