Home

2012/05/19

翻訳についてたまには真面目に考えてみた

このテーマの真面目な話をいろんなところで見かけて、前からちょこちょこ断片的には書いてはいるんだけど、この際いい機会なので真面目に考えてみようと思った。と言ってもいつものようにだらだらのぐだぐだです。


そもそも何故、翻訳の真似事なんかをやり始めたのかというと、主な理由は3つに分けられます。

1:自分用のメモのため

日本語にしてブログで纏めておくと、あとで「この設定なんだっけ?」って時に参照しやすいっていうのもあります。読むより書き写す方が記憶に残るように、翻訳という作業を通すことによって細かい部分まで理解と記憶定着力がより高まるような気がします。

私がハマり始めの時は新世代PWの日本語情報が余りなくて、しょうがないので検索してはサルベとか公式コミュとかの海外サイトで調べまくったりしてたんですよ。で、毎回長文英語を読むのも面倒くさいなあというのと、じゃあ自分で日本のMTG wikiに無い項目作っておいたら便利じゃね?って事で編集用に簡単にまとめたものを改めて全訳したのもあります。webコミックとかは大体そんな感じです。そして、全訳することによって細かい伏線などの新たな発見もあったり。

で、どちらかといいますと翻訳そのものより、その記事によって何が判るのかや、他の出来事や記事への繋がり、フレイバー的解釈などの解説や考察(という名の妄想)の方が個人的には力を入れているところだったり(需要のあるなしは別にして)。

公式でされることが判ってる記事の要約については、単純に「早く最新情報について語りたいけど公式での日本語訳待てない><」というのと、自分でざっとでも纏めておくとWikiとか編集する時に楽だからです。


2:英文の理解力を鍛えようと思って


正直に言って私は英語は本当に苦手で(まじめに勉強しなかった報い)、検索力と日本語の読解力で無理やり読んでる感あります。
でも、個人的には英語力というより「いかに英語独自の表現や言い回しを日本語で表現するか」という日本語力が鍛えられているような気もしないでもない…。

出来れば横着したいし公式訳があるものはそれで済ませたいと当初は思ってたんですが、ある程度既存の情報を消化してきて新しい情報もリアルタイムに追う余裕が出来てきたら「もう待ちきれないよう><」ってなるのは当然の流れでして…後は、原文でのニュアンスを味わいたいとか。

あと、ちょっと主題からはズレる話ですが、たまに内容が異なってしまう誤訳とかもあったりして(有名なのでは「ケフ砦の戦い」とか)、原文も確認しておかないと事実誤認してしまう危険性もあったり。


3:誰かMTGの背景世界萌えしてくれたらいいなーという気持ち

やはり英語というのは敷居が高く感じるらしく。ふと興味を持った人が検索かなにかで辿り着いて、MTGの背景世界って実は萌えの宝庫じゃね?って事に勘付いてくれればいいなという気持ちがあります。ってこれは「訳す理由」というよりも、公開する理由ですね。

要は、

誰かが背景世界やキャラに萌えるかもしれない→もしかするとその中の誰かと萌えを共有出来たり、誰かが二次創作を始めたりするかも?→(*゚∀゚)=3

という願望です。というか、ぶっちゃけこの3番がメイン。

MaRoのTumblrでのちょっとした制作秘話も、Doug Beyer氏やBrady Dommermuth氏のちょっとしたジョークやこぼれ話も細かく拾っていくのは、私から見るとそれらが萌えと二次創作用ネタの宝庫だからなんですよね…で、そのネタに基づいた創作のために元ネタを知ってもらわないと不都合なので翻訳する、と。

で、実のところニワカの新参(ついでに絵も下手)がネットの片隅でやってても精衛填海ってやつだと思うんですけど、それでも壁打ちせずにはいられないのが業の深さという奴でして。



じゃあ、背景世界には関係なさそうなプレミアム獄庫だのを訳したのはなんなの?っていうと、マジックのファン層とかコミュニティにも結構興味あるからだったり。海外と日本のマジックコミュニティの意見や考え方や反応の共通点や違いとか、そこから見える文化的違いや洋の東西を問わないオタクというものの業の深さとか。


結局は全ては自分のための私利私欲100%じゃないか(憤怒)
でも、たまに喜んでもらえたり、ご意見をいただけたりすると、やっぱり嬉しいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿