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2012/05/03

【MtG背景世界:私家訳】DotP2012 キャラクター紹介文 その2:アジャニ・チャンドラ編

Duels of the Planeswalkers 2012のデッキ選択時に流れているキャラ紹介文を英語版から訳出してみて後で日本語版テキストと並べて比較するという命知らずな誰得ネタ、今回はアジャニとチャンドラ編です。

あくまで英語力の低い筆者の勉強として訳してますので全くの誤訳や勘違いなども存在する可能性があります。日本語版文章の引用ミスもあるかもしれません。もし見つけられた方はご教示、ご指摘くださると嬉しく思います。



 
アジャニ 編

The selfless and noble leonin Ajani Goldmane wields spells that bring forth the inner light of others, strengthening and enhancing his allies.

私家訳:無私にして気高きレオニン、黄金のたてがみのアジャニは他者の内なる光を引き出し、味方を強化し鼓舞する呪文を揮う。

日本語版:無私無欲で気高きレオニンの黄金のたてがみのアジャニは、他の身体の内側に光をもたらして仲間を強化する呪文を使う。

*光は「内側に元々あったものを引き出して」いるのか、「外からもたらせる」ものなのかで解釈が食い違ってしまいました。私は「bring forth」を「内側から表面へ持ち出す」と解釈しました。
「strengthening and enhancing」はどちらも日本語だと似たような言葉になるのをなんとか分けて書いてみたのですが、公式訳では2つをひとまとめに「強化」としています。 そういうやり方もありですね。


When the shards of the plane of Alara converged in a maelstrom of mana, Ajani stood alone against the dragon Nicol Bolas to avenge his brother’s murder.

私家訳:アラーラの次元の断片がマナの大渦へと収斂した時、アジャニは兄を殺された事への復讐のためにドラゴンのニコル・ボーラスにただ一人で立ち向かう。

日本語版:アラーラの断片の次元がマナの大渦の中で一つになったとき、アジャニは殺された兄の仇を討つべく、ドラゴンのニコル・ボーラスに一人挑んだ。

*前半はどこに「次元」を入れるかという所で食い違ってしまいました。これは正直難しい…。後半は日本語の表現の違いですが、原文を拾うよりも公式訳のように同じ意味のすんなりした文章に変えてしまう方がスマートですね。

*アジャニはエキスパンションからの対戦相手なので2つしか無いです。




チャンドラ編

Impulsive, passionate, and short-tempered, the young pyromancer Chandra Nalaar has a fiery temperament to match her fiery magic. 

私家訳:衝動的で情熱家、そして短気な若き紅蓮魔術士チャンドラ・ナラーは彼女の灼熱の魔法と並ぶほどに燃え立つような激しい気性をしている。

日本語版:直情的で情熱的で気が短い若き紅蓮術氏のチャンドラ・ナラーは、その火のような性格にふさわしい火の魔法の使い手だ。

*「紅蓮術」は原文ママです。

 
Chandra’s pyromancy is so powerful that it threatens to consume her. She seeks a way to control her power without losing her fierce sense of individuality. 

私家訳:チャンドラの紅蓮術は非常に強力であり、それは自分自身をも焼き尽くしかねない。彼女は己の荒々しい特質を失わないままに、その力を制御する方法を求めている。

日本語版:チャンドラの紅蓮術はあまりに強力で、彼女自身をも飲み込んでしまいかねない。 彼女は己の激しい気性を失わずに、その力をコントロールする術を探している。


After encountering Jace Beleren twice, on the planes of Regatha and Zendikar, the two have developed a tacit respect for each other. 

私家訳:レガサとゼンディカーの次元でのジェイス・ベレレンとの二度の出会い以来、二人は言葉にはしないが互いに対する敬意を抱くようになった。

日本語版:レガサとゼンディカーで二度ジェイスと会って以来、二人は言葉には出さないが互いを認め合うようになった。

*苗字省略、この手があったか!(迫真) それにしても、これはまたチャンドラ×ジェイス派とリリアナ×ジェイス派で血の雨が降るで!! 真面目な話をしますと、お互いの性格はむかつくけど能力は認め合うライバルって路線はいいですね。



ここまでの反省会:もっと日本語として通りのいい表現をしたいものです。って前と変わらなかった!

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