Home

2012/04/08

次のブロックはReturn to Ravnica!とM13とかAVRとか

Return to Ravnica

Back in the Ravnica!

これには驚かされました。
「ジェイスの住んでいる場所で、多次元間組織がある」「ガラクは以前にもラヴニカに行ったことがある」「ゼンディカーを救うためにラヴニカへ助力を求めに行ったギデオン」「新アメコミの開幕はラヴニカ」など、着々と種は蒔かれていましたのでいつかはやるであろうと言われていましたラヴニカブロック再びですが、まさかイニストラード・ブロックの次とは。


そして何よりもジェイスとニヴ=ミゼットという組み合わせ! 以前、Brady Dommermuth氏が「ミゼットはラヴニカに留まっている」とサルベのフォーラムで言及していましたが、ここでこんな風に登場してくるとは…。 これはDotP2012に登場したはいいけどほったらかしのラル・ザレック兄貴も登場フラグと見てもいいんじゃないでしょうか?
そして、アートを見るかぎりではこの二者は少なくとも敵対していないように見えます。 果たしてどのような理由でこんな事になってるのでしょうか、そして彼らの目的は一体?

ジェイスが最後にブロックストーリーの表舞台に登場したのはPWコミック「Enter the Eldrazi Part1」 (拙訳はこちら)でしたが、そこで彼は「行かなくちゃ。俺にはやらなくちゃいけないことが他所であるんだ(I must go. I have Duties elsewhere.)」とゼンディカーの賢者に言い残しています。その「やらなくちゃいけないこと(Duties)」がRtRに絡んでいる可能性もあるかもしれません。

そしてタイトルの日本語訳は「ラヴニカへの帰還」になって「アヴァシンの帰還」とかぶってしまうのか、それとも「回帰」とか「復帰」とかなんとかするのか、「ラヴニカへの復讐」もワンチャン!?

今のところ判っている現在のラヴニカは

・ギルド支配体制は崩壊しており、ゆっくりと文明が退廃し衰えつつあるものの、まだまだかなり豊かな都市世界

・元セレズニアのエルフがいたり、オルゾフ組に所縁のある商家があったり、人口に膾炙していたりとギルドの名残は残っている

・貧乏人はゴルガリ団のキノコの園で食いつないだりしているが、ギルド支配を終わらせた戦争に生き残ったキノコクリーチャーが襲ってきたりするようだ

・ウォジェクによる街の治安維持活動はもう無く、細々とした残党が裕福な商家や街に雇われて警備している程度なので治安は悪化している

・ジェイスが実質的支配者となっている多次元間組織、無限連合のラヴニカ支部がある場所は、《包囲ワーム/Siege Wurm》のFTにあった残骸地区。そこは今はギルド崩壊に伴う建築規制の緩和によって開発ブームとなっている

・無限連合とボーラスの情報網は人口稠密なラヴニカを一種の中立地帯としていた

・ダック・フェイデンの時代にはラクドス教団が活動していたりオルゾフの紋章を身につけた人物がいたりするが、彼の物語がいつの時代の話なのかは不明(カードのために、ギルド崩壊は無かったことにされるんじゃないか?という意見も海外では優勢)

予想としましては、伝説のクリーチャーとしてPWノベル「Agents of Artifice」のキャラクターでPWコミック「ヴェールの呪い」でも名前を言及されたジェイスの友人である元セレズニアのエルフ、エマーラ・タンドリス(Emmara Tandris)がRtRブロックで登場する可能性があります。

Ari Marmell氏によりますと、エマーラの名前は初稿ではもっと長かったのですが、WotCサイドに「もし彼女をカード化しようとした時に、このままの名前では出来ないからもっと短くして欲しい」と頼まれたそうです。(参照1

ちなみに、参照スレッドではAri Marmell氏が読者からの「ブックプロモのジェイスを貰えましたか?」という質問に「ううん(´;ω;`)」と答えてたり、それに対して「The Purifying Fire」の作者Laura Resnick氏が「チャンドラのカードはWotCからもらってないからGenConで4ドルで買ったけど、ギデオンは私が作ったキャラなのでカードもらえたよ」とコメントしていたりと、なかなか興味深い事実も書かれています。 エマーラのカードが登場した時にはMarmell氏も彼女のカードを貰えるのかもしれませんね。

そういえば過去のStF(拙訳はこちら)でローウィンのライズは小説からの新キャラクターだったという記述がありましたが、作者はカードはもらえたのでしょうか。


基本セット2013には《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker》の再録も確認されました。 M13のリードデザイナーは先日Savor the Flavorの執筆者を勇退したDoug Beyer氏というのもありますし、フレイバー的に期待が大きく持てそうです。

ジェイス、ミゼット、そしてボーラスが同時にスタンで活躍するというのはいろんな意味で熱くなりますね…。


AVRのスポイラーにつきましては…白と人間強化とか勘弁してくれよ…(絶望)

あといつもMtGではコンビというイメージでしたJohannes Voß氏が、今回公開されたカード「Restoration Angel」ではソロだったのには驚かされました。
氏のdeviantARTに早速アートが公開されてましたので大きなサイズでよく見ましたが、青いマスカラ?した天使とはなかなかユニークなデザインですね。氏は髪や羽、草などの毛筋っぽい描写が美しいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿